日本の筍。
この時期、最高に美味しい食材。
皮をはぐときに漂う香り。なんていい香り。
春に新芽を出している、木の芽とわかめで合わせる。
春を感じる幸せなメニューです。
TSUNEさんの食器に盛り付けてみました。
この食器のテーマは、「滝の周りの萌黄色の木々」
新緑のこの季節にぴったり。
料理と器がマッチして美味しくいただく瞬間、喜びもひとしお
TSUNEのデザイナー、田中恒子さんも喜んでくださるのでないかしら
→器についての詳細はこちら
息子が信州から朝どりの筍を買って帰ってきてくれました。
もちろんワインも(^_-)-☆
昨夜遅く、新聞紙にくるんで、残念ながら冷蔵庫で一晩保存。
翌朝
筍の皮をむき、適度に切り分け、大根汁に浸してあく抜きします。1時間~1時間半
<<筍の利用部位>>
上記に従って、あく抜きの為に、大根を切り分けます。
根元は輪切りに、上方は縦に四つに切りに。
すりおろし大根と水を同量合わせたものに漬けてあく抜きします。
➡大根汁のあく抜き方法はこちら
一方で昆布でゆっくり出汁をひきます。
<<だし汁>> 上記の筍2本に対しての量
1500CCの水
15センチ四方の昆布 2枚 (乾いている状態で)
鰹節 適量
45分ほど経った頃、昆布出汁に鰹を入れ、出汁を完成させます。
(この時間は火の強さにより、この限りではありません)
1時間~1時間半後、大根汁から筍をとりだし、水洗いします。
さあ、ここからが調理です。
筍をまずだし汁で煮るので、てんぷらにしても、ご飯にしても、若竹煮、木の芽和え。
味が浸みていて絶品になります(^_-)-☆
是非試してみてくださいませ。
料理の完成図に応じて、あく抜きの時より、あと少し小さく大根を切り、調味した出汁で1時間ほど煮ます。
輪切りにしている根元は更に1センチの輪切りに
上の部分は4等分に
ひきたてのだし汁を400cc 前後とっておき(若竹煮、若竹汁、木の芽和え用)、残りのだし汁に調味料をいれ、筍を煮る。
<<筍の下煮>>
・昆布と鰹の出汁
・みりん 適量
・酒 適量
・塩 適量
・淡口醤油 適量
*黒い本みりんを使用した為、写真の煮汁は茶色になっています
<切り分け方>
*木の芽和え 根元部分を1センチ程度の賽の目切り
*筍ご飯 中央部分と根元の残りを薄く切る
*天ぷら 中央から先端にかけての部分を縦に6等分
*若竹煮 先端部分を縦に8等分
*若竹汁 先端の残りで
<<筍ご飯>>
<材料>
・下煮した筍 やや下のほうから中央にかけてを使用
➡上の写真の、右下の部分
・筍を煮ただし汁
・酒
・塩
<作り方>
ご飯は炊く30分前に洗ってざるにあげておく。
だし汁と調味料で米を炊くのに必要な水量にする。
足りなければ、適宜水を足し、その水の量に合わせて、塩や淡口醤油などで調整する。
炊きあがってから筍を入れる。
米と一緒に筍を入れ、炊き上げてもどちらでもよい。
<<木の芽和えと天ぷら>>
➡木の芽和えの作り方はこちら
天ぷらは、塩を少量入れた小麦粉を氷水でさくっと溶いてやや高温の油でサッと揚げる
<<若竹煮と若竹汁>>
<材料>
・下煮した筍 先端部分を使用
・若布
・純粋なだし汁を適量
・少量の塩と淡口醤油で調味
<作り方>
・純粋なだし汁を適量
・少量の塩と淡口醤油で調味
<作り方>