2017年5月8日月曜日

スパイス類の保存

台所の整理整頓は永遠のテーマ

特にうちにはスパイスや調味料が山ほどあるのです。

  インド料理
  中華料理
  フレンチ、イタリアン用のハーブ類
  韓国料理

色んなジャンルの料理を作ります。
台所に備え付けのスパイスラックではとても収まり切りません。

Natural Houseの瓶
マスキングテープ

を用いて整理しました。



台所の3段の引き出し、しかも結構大きいのですが、使用しました。

  インド系スパイス
  ハーブ系
  韓国系
  中国系
と一応マスキングテープを分けたつもり。
それでも入りきれないもの、量が多く高さが合わないものはほかの場所に。

ナチュラルハウスではものすごい量の瓶を買いました。
それでも小さい瓶は100円。大きい物でも300円。大したことではありません。

小麦粉や砂糖などの粉類、口の空いた補充用のものなどは、タッパーウェアに保存しています。これも結構な量です。

欲しいときに欲しいものがサッと楽に取り出せて片づけられる機能的な台所を目指して日進月歩のつもりですが、永遠に続きそうです。

スロークッカー 豚の角煮

2016/12/16

スロークッカー

温度調整は、Low. とHighのみ

低温でじっくりと長時間煮込む料理に適しています。
息子が、Macy's で購入(^∇^)

今回は朝の10時に食材をいれ、19時出来上がりでタイマーをセットしました。

9時間低温で煮込んだ豚の角煮は、ホロホロでとても美味しかったです。
ムスコ、お見事‼️いつもながら頭が下がります。


豚肉は前日より塩麹に漬け込みました。

鍋に、香辛料とネギの青い部分を敷き詰め、そこに、塩麹に漬け込んだ豚肉を並べていきます。
香味野菜を下に引いて、その上に豚肉を並べます。
塩麹でマリネしました

使用した香辛料はこれ↑
  ・スターアニス(八角)
  ・とうがらし
  ・山椒

他に使った調味料
・紹興酒
  ・ウェイパー
  ・蜂蜜
  ・しょうが

茹で卵とざっくりと切ったネギもいれました
Highで9時間
豚肉を取り出した後の煮汁

調味料の量はすべて適当なようですが、ほろほろでとても美味しくできました。

何より、このまま出かけてよいのが素晴らしい!
スロークッカー料理のこの先に期待(^_-)-☆

こだわりの調味料 酢

こだわりの調味料 第2弾

黒酢

神命酢

”ふるさと認証食品”
「天然つぼづくり米酢」

鹿児島の海をみおろす大自然の中さんさんとふりそそぐ太陽の下で、甕の中で熟成されているお酢です。


有限会社 長命ヘルシン酢醸造


http://www.herushin.com/

出会いは、百貨店の鹿児島物産展

そのまろやかな味に感銘し、お取り寄せ。
蜂蜜入りのものは、水で薄めて健康ドリンクにしました。

鹿児島を旅行する機会があり、黒酢の醸造所を訪れました。
一面甕(いちめんかめ)

鹿児島の大自然の中、さえぎる物の無い高台に太陽の光を浴びて甕は並んでいました。

なるほど長命酢の紹介にあった通りだ


お酢、といっても、工場で作られるお酢とは全く別の食品。
お酢は苦手でしたが、黒酢との出会いで、黒酢が大好きに。

お寿司をするときも、色は悪くなるけれど、このお酢を使います。
むかし M酢を使っていたのが信じられません。
あのお酢ではお酢を好きになれるはずがないですね(^_-)-☆
今はお掃除用に時々使います(*_*)

しかし、それでも懐石料理では、白いものはより白く。
寿司飯は白く光っていないといけないわけですし、御節料理も白く白く。
そういう際は

千鳥酢

を用います。
こちらも美味しいお酢です。
一般的な売られているので一度お試しになってくださいませ。




2017年5月5日金曜日

筍尽くし

2017年5月5日
日本の筍。
この時期、最高に美味しい食材。
皮をはぐときに漂う香り。なんていい香り。
春に新芽を出している、木の芽とわかめで合わせる。
春を感じる幸せなメニューです。

TSUNEさんの食器に盛り付けてみました。
この食器のテーマは、「滝の周りの萌黄色の木々」
新緑のこの季節にぴったり。
料理と器がマッチして美味しくいただく瞬間、喜びもひとしお
TSUNEのデザイナー、田中恒子さんも喜んでくださるのでないかしら
  →器についての詳細はこちら


息子が信州から朝どりの筍を買って帰ってきてくれました。
   もちろんワインも(^_-)-☆
昨夜遅く、新聞紙にくるんで、残念ながら冷蔵庫で一晩保存。

翌朝
筍の皮をむき、適度に切り分け、大根汁に浸してあく抜きします。1時間~1時間半

<<筍の利用部位>>

上記に従って、あく抜きの為に、大根を切り分けます。
根元は輪切りに、上方は縦に四つに切りに。
 すりおろし大根と水を同量合わせたものに漬けてあく抜きします。
   ➡大根汁のあく抜き方法はこちら

一方で昆布でゆっくり出汁をひきます。

<<だし汁>> 上記の筍2本に対しての量
1500CCの水
15センチ四方の昆布 2枚 (乾いている状態で)
鰹節 適量

45分ほど経った頃、昆布出汁に鰹を入れ、出汁を完成させます。
(この時間は火の強さにより、この限りではありません)
 1時間~1時間半後、大根汁から筍をとりだし、水洗いします。

さあ、ここからが調理です。
筍をまずだし汁で煮るので、てんぷらにしても、ご飯にしても、若竹煮、木の芽和え。
味が浸みていて絶品になります(^_-)-☆
是非試してみてくださいませ。

料理の完成図に応じて、あく抜きの時より、あと少し小さく大根を切り、調味した出汁で1時間ほど煮ます。

      輪切りにしている根元は更に1センチの輪切りに
      上の部分は4等分に

ひきたてのだし汁を400cc 前後とっておき(若竹煮、若竹汁、木の芽和え用)、残りのだし汁に調味料をいれ、筍を煮る。

<<筍の下煮>>
 ・昆布と鰹の出汁
 ・みりん 適量 
 ・酒 適量
 ・塩 適量
 ・淡口醤油 適量
    *黒い本みりんを使用した為、写真の煮汁は茶色になっています


<切り分け方>
 *木の芽和え 根元部分を1センチ程度の賽の目切り
 *筍ご飯   中央部分と根元の残りを薄く切る
 *天ぷら   中央から先端にかけての部分を縦に6等分
 *若竹煮   先端部分を縦に8等分
 *若竹汁    先端の残りで
<<筍ご飯>>


<材料>
  ・下煮した筍  やや下のほうから中央にかけてを使用
      ➡上の写真の、右下の部分
  ・筍を煮ただし汁
  ・酒
  ・塩
<作り方>
ご飯は炊く30分前に洗ってざるにあげておく。
だし汁と調味料で米を炊くのに必要な水量にする。
足りなければ、適宜水を足し、その水の量に合わせて、塩や淡口醤油などで調整する。
炊きあがってから筍を入れる。
米と一緒に筍を入れ、炊き上げてもどちらでもよい。

<<木の芽和えと天ぷら>>
 ➡木の芽和えの作り方はこちら

天ぷらは、塩を少量入れた小麦粉を氷水でさくっと溶いてやや高温の油でサッと揚げる

<<若竹煮と若竹汁>>

<材料>
  ・下煮した筍  先端部分を使用
  ・若布
  ・純粋なだし汁を適量
  ・少量の塩と淡口醤油で調味
<作り方>
  出汁とわかめと筍を合わせ、火を入れ温まったらすぐ止める

日本酒にぴったりの上品な筍尽くしのお夕飯。
春にしか味わえないと思うと美味しさもひとしおです。


 

煉瓦亭 銀座

銀座銀座の煉瓦亭、行ってきました。元祖かつサンド。
テレビで見て、一度食べてみたい、と思っていたかつサンド。

銀座一丁目にあります。

かつが分厚くてシンプルな味付け。
ソースも何もついていないのですが、何らかの味つけがしてある。
とても軽く美味しかった。

元祖かつサンド
銀座一丁目にあります。

コンソメスープ。本物の味、美味しかった!
手抜きなしで、かなりの手間暇をかけて作っているスープだと思います。

コンソメスープ 小

レジはこんなにレトロ
 むかしのままのレジを使用しているそうです。
レシートの紙がないので、レシートが出せないそうです。

カツサンド、コンソメ
とんかつとライスとコーンスープの小
で合計金額4800円でした。

入っている客層の多様さに驚き。
入社したての会社帰りのサラリーマンの男女
男同士の熟年サラリーマン
若いカップルから熟年夫婦
子供連れの若い夫婦。

レジといい店内の雰囲気、客層など
何やら昔懐かしい雰囲気が訪れる人をホットさせてくれるのでしょうね。

私がもっとも好きな朝の連ドラ
「ごちそうさん」
のポスターがあちらこちらに張ってありました。
煉瓦亭洋食 / 銀座駅銀座一丁目駅有楽町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

スンドゥブチゲ 豆腐チゲ

スンドゥブ(絹豆腐)


<<材料>>

絹豆腐----適量 2丁
あさり-----適量 200g ダシダのあさりで代用可
キムチ----150g
牛肉(豚肉) --- 300g
卵 --- 人数分
エリンギorマイタケorしめじ --- 適量
たまねぎ --- 小1
ねぎ --- 適量

<<肉の下味>>

・唐辛子 --- 大さじ2
・コチュジャン --- 小さじ2
・みりん --- 小さじ2
・酒 --- 大さじ2
・醤油 --- 大さじ2
・ごま油 --- 大さじ2
・ラー油 --- 大さじ1
・しょうが --- 5g
・にんにく --- 3片

スープの味付け

・だし汁(煮干しと昆布) --- 1000ml
・アミの塩辛 --- 50g *代替品は塩
・コショウ 少々

<<作り方>>

1.煮干しと昆布で出汁をとる



2.豚肉とキムチを食べやすい大きさに切り、下味の材料をいれ、もみこみ10分ほどおく。

3.野菜を食べやすい大きさにきる

4.1のだし汁にあさりをいれ少し火をいれる

5.土鍋(テーブルに供する鍋)にキムチと豚肉をいれ、弱火で5分いためる


6.ここに、出汁とたまねぎをいれる。少したってからきのこ類、ねぎをいれ煮たてる

7.豆腐を大きく裂いて(大きなスプーンでとる)いれる


8.アミの塩辛と卵を割り入れいれ3分ほど煮たてる


材料について


アミの塩辛:


ダシダ



  
 

荻窪のビストロの名店 サンパ(SYMPA)

荻窪のスズラン通りから1分ほどのところの半地下にサンパはあります。

テーブルが7つ、8つほどの小さなお店。
こちらでクリスマス料理をいただきました。

かしこまってお洒落して長時間のコース料理をいただくほどの気力はなく、気軽に美味しいお料理を楽しみたいな、という気分の時にぴったりのお店。

どれもシェフのimaginationがお料理に盛り込まれていて、頂くお客様に喜んでいただこう、という気持ちが伝わってくるお料理の数々でした。
そして、シェフがおひとりで客席の様子を見ながらお料理をされていましたが、食べ終わるのを見ながら各テーブルのお料理の進み具合に合わせてお料理がでてくるのには驚きました。
小さなお店でよくあるのは、6時スタートのディナーだと、少し早めの方も遅めの方も関係なく、みんないっしょくたにして、各テーブルに料理が出てきます。

お酒をあまり召し上がらないテーブルでは、お料理が早く進みます。その方たちには早く、ワインを楽しんでいるテーブルにはゆっくりと。
そしてシェフが、客席に来て、ポトフにはスープを注いでくれ、オニオングラタンスープには、直接、チーズならぬフォアグラのテリーヌの凍らせたものをすり下ろしてくれます。
それがシェフとの会話につながり、よりお料理が楽しく深みを増しました。

ペアリング?カップリング?
料理ごとにワインを8種類いただき5000円。
どれもお料理にあったワイン。産地もフランス ブルゴーニュからウクライナまでバラエティに富んでいました
白、ロゼ、赤、デザートワインまで。
私はこんなに飲めないのですが、相方のテイスティングだけさせてもらいました。
これだけの美味しい料理とワインが8種類ものめると上機嫌になりますよね!!

お料理もすべて手が込んでいて、一工夫がされており。お味はもちろん美味しく、是非また行きたいお店です。
私は荻窪のフレンチレストランの中では一番だと思います。

クリスマスディナー、コースの内容:

☆お食事前のお楽しみ:
   フォアグラのマカロン 

甘さとフォアグラの脂肪がピタッときていました。


☆前菜:
サーモンと菜の花のテリーヌ。きくいもの粒マスタード和え
ソースはいくらとチーズにフェンネルをちらしたもの
       
さっぱりとしていて、サーモンと菜の花がマッチしており、添え物といい少しお正月、和を感じさせてくれました。


☆2つ目の前菜:
燻製したカンパチと根菜のポトフ

シェフがテーブルにスープの入ったポットをもってサービスしてくれます。
スープにじわじわと、燻製の香りが広がっていきます。
       
魚のだしの濃厚なスープに燻製の香りが移り、なんとも言えない優しくもパンチのきいたとでも言いますか、忘れられない一品に。

野菜は別々に火が入れてあったと思います。懐石料理の椀物と同じ作り方だと思いました

          
☆スープ:
   オニオングラタンスープ

じっくり炒めたたまねぎに、フォアグラのテリーヌを凍らせたものをシェフがすり下ろしてくださいます。


チーズよりずっとスープの味が引き立てられます。このいただき方は初めて。驚きました。

味が濃すぎて、途中から飲みにくくなることが多いのですが、全くそんなこともなく、最後まで美味しく完食しました。


☆魚:
   オマールーズエビのポアレ
      オマールが1匹!

下にパイ生地が引かれていました。チーズのソースでした。

オマールエビの焼き具合も香ばしさもあり丁度よく、それがパイ生地とソースとぴったりあっていました。し・あ・わ・せ


☆肉:
  牛フィレ肉の香草焼きと牛筋肉のポテト添え

パセリとレモンがしっかりとまぶされていて、低温で長時間焼いたというフィレ肉はしっとりと柔らかく、美味しかった。
      
細かく刻まれた牛筋肉に、マッシュポテトが添えらていてこれがとても珍しく美味しかった


☆デザート:
  アップフェルシュトゥルーデル

 ドイツのアップルパイですが、それだけではつまらないと、シェフが髭のような細い小麦を細工したもので包み込み、得も言われぬ優しい美味しいデザートに驚き(^◇^) 美味しかった!

本当にごちそうさまでした。
期待を上回るおいしさでした。