白梅酢とりについてを更新しました。この記事の最後のパートです(^_-)-☆
梅酢をとる時期です。
6月14日
毎年この時期に「梅仕事」をするようになって、約10年になります。
梅干しのおにぎりがみんな大好き。
母や祖母のつける梅をいつももらっていたのですが、それでは存分に食べることができません。
母と祖母は紀州の出ゆえ、母、祖母が作ったすっぱーい、しょっぱーい梅干しがいつも食卓にありました。梅の入手先にも困りません。友達の山でとれる、とか。。。
母も歳をとってきたことだし、そろそろ自分たちで作ってみよう!
ということになったのが10年前。
基本をしっかり理解するために購入した本がこれです。
藤巻あつこさんの本です。
母に作り方を聞いてもアバウト過ぎて、、、本で知識を補充しました。
道具について
初年度購入したもの
すべてホームセンターで
・漬物容器 プラスティック製の安いもの 梅の2~3倍の容量の容器。
・中蓋 容器の内径 マイナス 2センチ がベスト
・重石 2個 梅と同じ重さ 10キロの梅を漬けるため10キロの重石
最初の段階では必要ないのですが、土用干しの際に必要なもの
・ざる
今回は27キロの梅を4つの容器で塩漬けしています。
9キロ×1
6キロ×3
上の写真すべてを一度に購入したわけではありませんが、徐々に増えていきました。
梅干しのできるまでの概要
1.追熟 梅が黄色くなるまで待つ
▽
2.塩漬け 6月前半から下旬
▽
3.赤じそ漬け 6月下旬から7月上旬
▽
4.土用干し 約3日 7月下旬~8月はじめ
▽
5.出来上がり 6か月後くらいから美味しく食べられます。
干した直後からも食べることができます。
今回は塩漬けまでです。
材料
- 梅 ・・・ 南高梅が梅干しには適します。黄色く熟したものを使います。
- 塩 ・・・ 天然塩を梅の実15パーセントの量
カビの生えない標準は18%ですが、とてもしょっぱいので、今年は15%で。
一度13%の樽も作ってみました。見事にカビが生えました。 - 焼酎 ・・・ 消毒用 アルコール度数35パーセント
竹串、保存容器、中ぶた、重し
手順
1.追熟
2.塩漬け
準備として、容器、中ぶた、重石を熱湯または焼酎で消毒する
(1)流水で洗い、水気をとる
(2)並べて少し乾かす
(3)梅1キロと塩を150グラムを計量し、焼酎で梅を洗う
(4)底に塩をひいて、塩をたびたびふりながら、梅を並べていく。同じ作業を、繰り返します。
(5)中ぶたをして、梅と同じくらいの重さの重石をのせる
このフェーズが一番カビが心配なところです。
梅酢が上がるまでは、毎日とはいかないまでも、しかし理想は毎日、紙蓋をとって、様子をみる。