2016年2月11日木曜日

有いち 割烹

中央線の荻窪駅北口を出て右手に進んですぐの処にひっそりと佇む割烹。

以前、「チューボーですよ!」で、秋刀魚の焚きこみご飯が紹介されていて、気になっていたお店です。
チューボーですよ!には3回ほど街の巨匠として出演されているようです。

息子がボーナスでごちそうするよ、と予約をとってくれました☺

店内はカウンターとテーブル席が3つほど。ただ、外から見るよりずっと広く、窮屈感は全くありませんでした。

コースは
お任せコース 6000円
季節のコース 7000円
季節のお任せ 8600円 すべて税抜き

このうち、おそらく6000円のコースを予約してくれたとのこと。
訪問日は12月25日で、最終営業日。
翌日からは、御節の仕込みに入るとのことでした。

さてお料理のご紹介。
蜆(しじみ)の葛湯
寒い中店内に入ってすぐの葛湯。細やかな心配りが和食ならでは。


蕎麦の実の豆腐
とっても美味しかった(^_-)-☆

焚き合せ
エビイモ、蛸他

お造り 
はまち、カワハギ、蛸、貝

醤油、肝醤油、手作りポン酢で

カワハギを肝醤油で食べれるなんて、幸せ。

八寸

イカの塩辛、白和え、あん肝、ローストビーフ、鯖の押しずし、自家製からすみ、
車エビ

食材も豪華で量もたっぷり!

椀もの
香箱ガニの真薯、ユリ根

鰆の塩焼き

お口直しのなめこの和え物

締めの自家製手打ちそば

デザート
ご亭主の奥様のご実家で作られている干し柿


こんなに頂いて、これだけでいいのですか?!
というほどの食材とボリュームでした。
またサービスも行き届いていて

カラスミや蕎麦も自家製。
ご主人は毎朝築地にクーラーボックスをもって丸ノ内線の電車にのって仕入れに行かれるそうです。

海老イモ、車エビ、ローストビーフ、カラスミ、慈姑、ユリ根、菜の花などお正月を感じさせる食材をふんだんに使用してくださっていました。

前向きにお料理に取り組まれている姿を感じ、素晴らしいと思いました。
ご主人は日本橋の料亭で修業を積まれたそうです・

応援したいお店です。

住所: 〒167-0043 東京都杉並区上荻1丁目6−10
電話:03-3392-4578
有いち割烹・小料理 / 荻窪駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7