2013年4月28日、かねてから行きたかった京都の出町柳にある草喰なかひがしに行きました。
銀閣寺の近く、哲学の道の入り口あたりにあります。
3年近くたった今、思い出しつつアップします。
予約の電話は、数か月前にしたかと思います。
直前に、予約の確認のお電話をいただき、大変心づくしの対応をしていただいたことを覚えています。
当日2階の奥の、道に面した部屋に通されました。
掛け軸と花が床の間にありました。
1階はカウンター席だけで、常連の方が多くいらっしゃったように思います。
こちらの店は、亭主が毎朝、山に入り、摘み取ってきた「草」を調理してくださっていること、締めに鰯が出されることも有名です。
詳しくはHPをご覧になってください。
http://www.soujiki-nakahigashi.co.jp/
料理のコースは、15000円か18000円あたりをお願いしたのではないでしょうか。
お皿の上に、京都の山の自然を再現している、と感じました。
美しく可憐でした。亭主の京の自然を愛する心を感じました。
「お竈はんの 御飯に
炭火の 肴と
山野草を
添えて」
このように、お玄関横に書かれています。
美味しいだけではなく、心が清められるお料理。
何か、「貪る」の対極にあるお料理、とでも表現できる、楚々とした心づくしのお料理でした。
関東で暮らす今、ますます憧れを募らせます。
熱燗です
椀もの
美しい
野に咲く可憐な花たち
筍の若竹汁
なんて素敵な器でしょう。
最後に
かまで炊いた白ごはん
はがしたお焦げに、出汁をかけて綺麗に最後までいただきます。
最後のおこげ